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フォーク



ボールを支えるフォークをつくります。フォークはポリカの波板から切り出しますが、その際、後で説明するセイルに取り付ける「骨」も一緒に切り出します。

波板を1300ミリに
まずは、波板を長さ1300ミリに切ります。画像の波板は既に何本か切り出した物なので少し幅が狭くなっています。

粗取のけがき
いきなり必要な幅に切り出すのはすごく大変なので、あらかじめ少し広い幅で切り出します。20ミリのアングルを画像のようにあてがって、波の底部分に線を引きます。あくまでも粗取の目安の線なので、切断に自信のある方はこの作業は端折ってもOKです。

全部で6本切り出しますので、その分引いて下さい。

切り出し幅にけがく
今度は、実際に使用する幅を描きます。この幅が15ミリのアングルをあてがった時の寸法が必要幅です。15ミリのアングルの両側に線を引いてください。

粗取
線が引けたら、カッターナイフを使って、粗取の線で切り出します。

粗取終了
粗取が終わったところです。しつこいですが6本ね。

必要幅に切り出し
粗取をした棒を、必要幅の赤い線に沿って切り出します。切り出す際には画像の様に、上が開いた形で切っていくのがやり易い様です。1300ミリを12回切る事になりますので、かなりくたびれますので覚悟してくださいね(笑)。

ちなみに、これらの線はアルコールで拭き取るとキレイに消えます。シンナーで拭くと、ポリカの表面が溶けて曇ってしまいますのでご注意くださいませ。

で、この6本の内の4本を使ってフォークを作ります。残りの2本はセイルのところで使います。
両面テープ
2本の棒の両面テープで貼り合わせます。ただし、両面テープを貼るのは両端の20ミリぐらいだけにします。全体を張ってしまうと柔軟性が損なわれてしまい、打球感が悪くなりますので。

これを2本作ります。
フォーク全体
これはフォークの完成したものです。1,2,3はそれぞれ穴を開けるところです。2本とも同様に穴を開けますが、「左右対称」になることに注意して下さい。

先端部
まずは1番の先端部分です。端から5、20、5の間隔、幅方向に7ミリの所に直径1.5ミリの穴を開けます。また角部は画像のように丸く切ります。フィーリングでOKですw。ちなみに、ここはボールが付くところ。

中間部
今度は2番の中間部分。1番の方の端から300ミリ、幅方向に7ミリのところに直径3ミリの穴を開けます。ここは、セイルと繋ぐ紐を取り付けるところです。

後端部
最後は3番の後端部です。端から10ミリ、幅方向7ミリのところに直径3ミリの穴を開けます。ここれはフレームの洋折に取り付けるところです。

これでフォークの1本ができました。これと対称になるようにもう1本作り、フォークは完成です。



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